とっても写真好きで、屋上でたくさん写真を撮らされた。
この数年後、ドイツ人と結婚してドイツに行ってしまったらしい。
カメラ:オリンパスPEN EE-3 フィルム:AGFA HDC100 レンズ:D・ズイコー28mm

マンダレーは内陸部にあって雨が少なく気温が高い。
冷たい壜のクエンチ(スプライトみたいなの)が飲めたときはとっても幸せを感じる。
停電で冷えてないときもあるから。
カメラ:オリンパスPEN EE-3 フィルム:AGFA HDC100 レンズ:D・ズイコー28mm

喫茶店もう1件。
暑い日に飲む熱いミルクティーも結構うまい。
カメラ:オリンパスPEN EE-3 フィルム:AGFA HDC100 レンズ:D・ズイコー28mm

ハーフサイズカメラというのはフィルム1コマ分で2枚写真が撮れてしまうカメラで、36枚撮りフィルムなら72枚も撮れてしまうお得なカメラ。たまたま実家に転がっていたものだけど、気軽にスナップを撮るにはいいなあと思いザックに放り込んでおいたのでした。
先日、ハーフサイズのネガフィルムをデータ化してくれる写真屋さんをついに見つけ、PCで久しぶりに写真を見てみると、気楽に撮った感じや独特の色合い、解像感など悪くないなあと勝手にご満悦。
ということで、しばらくはこのPEN EE-3で撮った写真を紹介します。
最大都市ヤンゴンのダウンタウンにあるゲストハウスの窓からの眺め。
戦前に作られた古い建物が今も残されている。
カメラ:オリンパスPEN EE-3 フィルム:AGFA HDC100 レンズ:D・ズイコー28mm

彼らがここへやって来たとき、兵の何人かがその箱を山へ隠しに行ったらしい。3丁のライフルと一緒にどこかに埋めたらしいことを夫は確認したという。
次第に戦局が悪化して、とうとう兵隊たちがこの村を去らなければならなくなったとき、彼らはその箱は持って行かなかった。
戦後、村人は何度か山へ探しに行ったのだという。しかし一度だけ森の中でライフルを一丁見つけたことはあったが、それきり何の手がかりも無く今に至っているという。
カメラ:ニコン F3 フィルム:フジ プロビア100 レンズ:28mm

そこには一人の老婆が住んでいた。山岳民族パオ族の女性で、ここが日本兵がいた村だと聞いてやってきたと告げると、当時の話をしてくれた。
老婆の夫はもうだいぶ前に亡くなったのだが、日本語を話すことができたので、戦時中は日本軍の通訳の仕事をしていたという。彼女自身の戦時中の思い出はほとんど無いが、戦後、夫からその頃の村の様子などをよく聞いていたという。
彼女の家の場所がちょうど、日本兵たちが食事を作る炊飯所だった所で、家の前の大きな木は日本兵が辺りを偵察するためによくよじ登っていた木なのだという。
話を聞いていると、集落が昔と変わらないたたずまいを見せているだけに、戦時中の光景が生々しく脳裏に浮かんでくる。六〇年以上も前、確かにここは戦場で、日本人がいたのだ。
色々な話の中で老婆が話していたある一つのことが気になった。
カメラ:ニコン F3 フィルム:フジ プロビア100 レンズ:28mm
