Myanmar Eye

シャン山脈奥地への旅1 -人柱-

シャン州の南カローより、シャン山脈奥地への徒歩による山旅へ行ってきました。

ふもとの集落を出発しておよそ1時間、この地域一帯の生活用水をまかなう貯水池の脇を通りました。この池の堰が去年、なんと100年ぶりに崩壊したのだそうです。このダムはイギリス植民地時代にイギリスによって作られたもので、今までにも何度か補修を繰り返してきたものが、とうとう耐え切れず壊れてしまったようです。とはいえ、現地の少数民族の人たちの中にはそうは思っていない人も多くいるようです。

これはダムを守るために生け贄にされた尼僧の親子の封印がちょうど100年経って解けたためだというのが彼らの見方です。この微笑みの国に生け贄の風習があったことに驚きました。ダムに限らずパゴダや橋などの建築がうまくいかないことがあると、人柱として尼僧などをその地に埋める習慣があるのだそうです。
カメラ:ペンタックスK10D フィルム:デジタル レンズ:18-55mm
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by thitsa | 2007-05-06 13:27 | シャン山脈奥地/Shan Yoma | Comments(2)
Commented by ふな at 2007-05-12 23:10 x
「命よりも尊いもの」
自分の命を捧げ守るものが存在することは、
言葉に代えがたい衝撃を覚えます。

100年も守ってくれたんですね。
Commented by thitsa at 2007-05-22 18:23
彼女たちが自分の意思で人柱になったかはわかりません。最終的には納得するしかなかったのでしょうか。たった100年前にこんなことがあったことに驚きました。この地方の奥地には、まだまだ色々と古い伝統や習慣が残っています。そのひとつひとつを大事に拾い集めてみたいと思っています。
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