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10人分の運

どんな苦労話を聞かせてもらえるのかと思ったら、意外な回答。

今までもちろん苦労することはあったけど、たいしたことはない。特別子供たちを食べさせるのに困ったり、大きな問題が起きたことはなかった。ただそれは、自分たちの努力の結果というよりも、単に運が良かったからなのだという。

生まれた子供の数が多ければ、それだけ苦労や問題が増えるのではないかと考えてしまったのだけれど、そうではなかった。
おばさん曰く、「10人の子供を授かったということは、10人分の幸運を授かったということ。たくさんの幸運が家に集まったから、私たちはその運のおかげでうまくやってこれたのです。」

おばさんのその前向きさもきっと、うまくやってこれた理由のひとつなのかな、と思った。
カメラ:ペンタックスK10D フィルム:デジタル レンズ:18-55mm
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娘と孫。
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おばさんの家。築33年。以前はここよりも村の中心から離れた、山に近いところに住んでいた。
3人目の子供が生まれたときに引っ越してきた。ここは村の共同井戸が近いので便利。
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by thitsa | 2011-02-28 08:09 | 人・暮らし | Comments(0)

10人の子育て

前に輪廻の話を聞かせてくれたおばさんを紹介します。「輪廻のはなし」

撮影当時65歳。山岳民族のダヌ族。
16歳で結婚して、20年の間になんと10人の子供を授かった。
小柄でとても温和で、10人もの子供を育ててきたのに「肝っ玉母さん」といった雰囲気が感じられないのが意外だった。

貧しい辺境の村で10人の子供を育ててきたことの苦労について、話を聞いてみた。
色々ご馳走になりながら…
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by thitsa | 2011-02-26 21:33 | 人・暮らし | Comments(0)

山のたたり4

声を出そうとしても、これまたどういうわけか口から声が出てこない。
しばらくそんな状態が続き、青年はどうしたら良いのかわからずかなり動揺したらしいのだけど、いつの間にか元に戻ることができていたらしく、そのうち村人が彼を見つけてくれた。

彼は山の神様の怒りに触れて幽体離脱させられてしまったのだろうか?
いなくなった牛の方はどうなったかと言うと…聞き忘れました。

ミマティ村の洞窟パゴダ
カメラ:ペンタックスK10D フィルム:デジタル レンズ:18-55mm
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by thitsa | 2011-02-24 08:18 | 習慣・言い伝え | Comments(0)

山のたたり3

しかし後に青年自身から聞く話によると、既にその時彼は村の近くに戻って来ていたのだという。
捜索中の村人の前に彼は姿を現したのだけれど、なぜか誰も彼に気付いてくれない。
どうも姿が見えていないようだった。
カメラ:ペンタックスK10D フィルム:デジタル レンズ:18-55mm
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by thitsa | 2011-02-21 07:52 | 習慣・言い伝え | Comments(0)

山のたたり2

すると途端に、青年が所有している牛が行方不明になってしまった。
牛を捜しに青年は山へ入ったが、今度は彼が戻って来なくなってしまう。
村人は総出で彼を捜したが、見つけることができない。
カメラ:ペンタックスK10D フィルム:デジタル レンズ:18-55mm
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by thitsa | 2011-02-19 20:12 | 習慣・言い伝え | Comments(0)

山のたたり

シャン州の山地、ミマティという村で聞いた話。

シャン州の山の中には昔から言い伝えられてきた特別な場所というものがあちこちにあり、大概そんな場所には小さな祠が建てられていて、その土地の神様や精霊を祀っている。
そのような特別な土地で人間が何か失礼をやらかすと、神様か精霊のたたりなのだろうか、色々と不思議な現象に見舞われることがある。

そしてある日、そんな聖地の一つとされている場所で、一人の青年が汚い言葉を使ってしまった。
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by thitsa | 2011-02-17 08:06 | 習慣・言い伝え | Comments(0)

輪廻のはなし4

生まれ変わりの話はミャンマーの田舎では何度か聞いた。
敬虔な上座部仏教徒である彼らにとって輪廻は、ごく当たり前の出来事として捉えられているようだ。
人から人へだけでなく、近所の牛や犬などの動物に生まれ変わったという話もあった。
犬は、生前にあと少し徳を積んでいれば人間として生まれ変わることができた、人間の一歩手前の状態であるのだという。やけに人間味にあふれた表情をする犬を日本でもよく見かけるけど、そういうことなのか?
カメラ:ペンタックスK10D フィルム:デジタル レンズ:18-55mm
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by thitsa | 2011-02-14 07:58 | 習慣・言い伝え | Comments(2)

輪廻のはなし3

山地で農業を営むおばさん一家。
米の収穫期になったので、例年通り近所の知り合いや親戚たちに声をかけて、収穫の作業を手伝ってもらった。
作業を終えた後、おばさんは労をねぎらうため、皆を家に集めて夕食をご馳走した。

食事をしながら皆が和気あいあいとしている中、話はおばさんの娘の話題になった。実はねえ、娘は夫の母親の生まれ変わりではないかと思うことが時々あるんだけどね。どうだろう?
その話を聞いたある者が、娘をそばに呼び寄せて突然問いかけた。

「なあ、お前の『息子』はいったい誰なんだい?」

すると娘は、近くにいた自分の父親を指差した。

「いやいや、父さんじゃなくて息子と言ったんだよ」

すると今度は父親の兄弟たちを指差して、彼が次男で、彼が末っ子だと答えた。
まわりの人たちはとても驚いたそうな。
娘が3歳くらいの頃のことだという。
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by thitsa | 2011-02-11 15:34 | 習慣・言い伝え | Comments(0)

輪廻のはなし2

生まれた娘は夫の母親の生まれ変わりではないかと考えるおばさん。

娘は母親が生前に好物だった小エビを好んでよく食べた。
夢で啓示を受けたように感じたおばさんには、そんなささやかで不確かなことも輪廻のサインのように思えたが、ある時おばさんにとって更に決定的とも言えるような出来事が起きた。
カメラ:ペンタックスK10D フィルム:デジタル レンズ:18-55mm
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by thitsa | 2011-02-10 19:12 | 習慣・言い伝え | Comments(2)

輪廻のはなし1

あるダヌ族のおばさんが話してくれた、輪廻に関する話。

おばさんのところは子沢山で、子供が10人もいる。
その中の1人の娘は、おばさんの旦那さんの母親が生まれ変わった姿であると彼女は信じている。

まだずっと昔、おばさんが若かった時に旦那さんの母親は亡くなった。
そしてある時、亡くなった母親が夢の中に現れた。
夢の中でそばをご馳走してくれと頼まれたので、ご馳走した。
母親はそばを食べた後、満足して死後の世界へ帰ろうとしたが、何故か帰れなくなってしまったという。

そんな夢を見た翌日に、おばさんは子供ができたことに気付いた。
カメラ:ペンタックスK10D フィルム:デジタル レンズ:18-55mm
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by thitsa | 2011-02-10 00:11 | 習慣・言い伝え | Comments(0)