山を越えてインレー湖を目指す9
やっぱGW前は忙しいですね!旅行社って。
ブログだいぶ滞ってしまいました。
トレッキングの旅、続きです。
前回の村からは舗装された道路が続き、
比較的歩きやすくなりました。
生活者には便利になって素晴らしい事ですが、
山旅をする者にはちょっと不満。
途中、峠道に大木と祠が。
こちらは恐らくこの大木の精霊を祀っているのでしょう。
精霊というとミャンマーでは非業の死を遂げた人間が
精霊化するという話が多いですが、このシャン州では
自然崇拝的な意味合いのものも多く見られて、山の神や
森の神といったものには日本人として親近感を感じます。
バイクに乗った男に何やら呼び止められた。
何かと思ったらインレー湖の入域料を徴収するために
湖の方からやって来たのでした。
徴収漏れしないように、こうしてインレー湖方面へ向かう
トレッキング客を見つけては声をかけているようです。
この辺りからずっと道は下り坂です。
久々の長時間山歩きでちょっと膝が痛くなってきてたので
助かった…。
先程の村の得度式に向かうのか、大勢の人を乗せた
トラックとすれ違う。手を振ってくる。
みんな明るくてフレンドリー。
茶屋に到着。標高はおよそ1315m。
仔牛がふらっと寄って来て「よう着いたかい、お疲れ。寄ってきな」
と言ってきた(脳内で)。
茶屋の中。
冷たいコーラを頼みました。
出発。
途中から道は再び普通の山道に。
道路を行くよりも近道とのこと。
日差しは強いが、時おり木の下をくぐると涼しくて香ばしい風を感じる。
日陰と日なたの気温差が激しい。
大きな菩提樹の下でひと休憩。
枝を目いっぱい横に広げる様子は、いかにも厳しい日差しから
生き物たちを守ろうとしてくれているように見えて、
下に座ると何だか気持ちが落ち着くのでした。
途中、偶然ガイドの友人と会う。
彼はここでマウンテンバイクに乗ってトレッキングルートを
旅するツアーを行っている。
今日は3人のフランス人のお客さんを案内していた。
シャン州はマウンテンバイクの旅もおすすめですよ!
ここのように山の道を下ったり、トレッキングルートではなくて
一般の道路を行くツーリングの旅もあります。
ご興味ある方はご連絡ください!
お客さんの一人が木に登ったら低いところから落ちてしまい、
手足を擦りむいてしまったので、日本のアメージングな薬があるぞ
と言ってオロナイン軟膏を塗ってあげたらとても喜んでいた。
いよいよインデインパゴダが近づいてきた。
遠くに霞む仏塔。
その向こう側辺りがインデインパゴダ。
左手にはインレー湖がありますが、霞んでいてはっきりと確認できず。
少しずつ山を下って遺跡に辿り着くまでがとてもドラマチックに感じました。
次で終わりまっす!
by thitsa
| 2016-05-02 21:09
| トレッキング